by 岩崎 雅典


11月25〜28日 豊岡の野生コウノトリ ロケ 兵庫県豊岡市
12月7〜10日 豊岡の野生コウノトリ ロケ2 兵庫県豊岡市


11月25〜28日 豊岡の野生コウノトリ
取材中のスタッフ
 日本では絶滅したコウノトリの最後の生息地、兵庫県豊岡市にひょっこり野生コウノトリがやってきた。

 31
年ぶりのことである。85日に姿をみせてからすでに4ヶ月経っている。

 県立コウノトリの郷公園(豊岡市)が3年後の’05年に野生化のための試験放鳥を計画している。

取材中のスタッフ


 新聞のニュースをみて早速取材に出かけた。

 オス(
34歳)の野生のコウノトリは最初は郷公園のオープンケージの中で飼育中の仲間と一緒に餌を採っていた。

 だが、最近は周辺の田んぼや約
5q離れた円山川の河川敷まで行動範囲を広げている。

 さてさて、幸運の使者となれるか…。
松の木の野生コウノトリ
郷公園内の定ポジション、松の木の野生のコウノトリ



12月7〜10日 豊岡の野生コウノトリ 
休耕田を利用したビオトープ池に下りた野生コウノトリ  野生コウノトリは健在だった。

 休耕田を利用してつくった水田ビオトープに初めて降りた。郷公園の関係者は大喜び。

 最近増えた行動範囲を広げ、円山川上流域まで行った。
休耕田を利用したビオトープに降りたコウノトリ
 特筆ものは、円山川支流の鎌谷川でダイサギ、アオサギ、コサギと共に懸命に餌探しをし始めたこと。
 他のサギ類と異なり、くちばしを半開きで水中につけ、左右に振りながら探す独特の採餌。
クロツヘラサギの採餌と一緒だ。
どうやら豊岡の郷が気に入ったようだ。

 放送は年明け1月7日。テレビ朝日ニュースステーションで。必見!
羽ばたくコウノトリ


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