監督奮闘記 2011

 2008年、監督奮闘記、再開をお知らせしましたがまたまた途絶えてしまいました。
忙しいを理由に(勝手に)サボっていたのです。
 さて、3度目の正直こんどは頑張ります。(なんだか、東日本大震災のキャッチコピーみたいで恐縮)
先ず、映画作品の紹介からー
 
 

2008年、「子ども どうぶつ劇場」シリーズ3巻完成。
1巻 「夜の狩人 フクロウ」/「あつまれ!カエル唄合戦」 第2巻「大雪山 エゾシマリスの短い夏」/「トンボ・チョウ舞う里山探検」 第3巻 「グルメなニホンザル!?」/「オカガニ・ウミガメ赤ちゃん誕生!」
*このシリーズは、小生が温めてきた企画で言うなれば”21世紀を生きる子どもたちへの贈り物”。野生からのメッセージです。
 最近、子どもたちが野外で遊ぶ姿があまり見られません。動物の姿もまた年々減っています。これはまことに由々しきこと。そんな懸念から生まれた作品です。(第17回地球環境映像祭 子どもアース・ビジョン賞受賞 第130分)

 

2009年、「平成 熊あらし」〜異常出没を追う〜完成(61分)。
これも念願だった作品。だがツキノワグマの生態はそう簡単には撮れません。火を付けたのは2006年のツキノワグマの大量捕獲(5千頭以上)、大量捕殺(4千頭以上)。一体何故?そんな強いモチベーションがあって制作に突入。詳しくは当、群像舎のDVDでご笑覧を。(第7回文化庁映画賞 文化記録映画優秀賞受賞、他多数受賞)

 
2010年、「子ども どうぶつ劇場」シリーズ第2騨。4巻〜6巻完成。長くなるので題名だけ記す。4巻 「カッコウの托卵」/「キツネ親子は河原暮らし」 第5巻 「海の楽園 サンゴ礁」/アオリイカ がんばれ赤ちゃん」 第6巻 「イノシシ 遊びとケンカで育つウリ坊たち」/「ニホンジカ 隠れろ!バンビ」です。シリーズは後3巻(7巻〜9巻)目指しますが、何時のことになるやら・・・(売れ次第です!)。
 
2011年、「里湖(さとうみ) 八郎潟物語」HDV 88分)完成。この作品の舞台は秋田県の八郎潟。と言ってもご存知のない方もいるかも知れませんが。干拓から半世紀、今は八郎湖(残存湖)と呼ばれている。長年”動物の生態”を追い続けてきたが今回は環境がテーマ。何を隠そう舞台は私の”故郷”。古希を迎え、そろそろ来し方を視つめようかという”仏心”が動いたようなもの・・・。いまは都内上映(71213日、牛込箪笥区民ホール。詳しくは当群像舎のHPで)と秋田での上映準備に追われている。
 
*テレビ番組の制作についても触れようと思ったが長くなってしまった。再開のご挨拶はこのくらいにさせてもらいう。乞う、次回。
 
 20117月吉日 岩崎 雅典 拝


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