プロローグ 〜サルガマタ地方徘徊〜 | |
幻は憧れに変わった。ユキヒョウ探索の長い、長い旅の始まり・・・。 |
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探索の旅T 〜1988年6月・西ネパールヒマラヤ山系〜 | |
6月、ネパールは雨、期。悪天候のなか散策するもユキヒョウの手がかりは一向につかめない。ユキヒョが狙う獲物、ブルーシープの姿を見つけるのだが・・・ |
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探索の旅U 〜1989年11〜12月・中央ネパールのアンナプルナ山系〜 | |
ネパールのキングマヘンドラ自然保護財団がまとめたユキヒョウに関する報告書を入手。途中滞在したマナン村でユキヒョウの目撃情報を得る。ベースキャンプで調査開始。足跡、フン、マーキングなどの痕跡も発見。ある日、村人が飼うヤクの子供がユキヒョウに襲われる。 冬を迎え、キャンプ地に雪が降り始めた。探索の旅も後ひと月をきったある日、マナンの村人からユキヒョウ発見の知らせを受ける。駆けつけた標高4500メートルの険しい岩場には、親子3頭、ユキヒョウのありのままの姿があった・・・。 |
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探索の旅V・12年後 〜2001年11〜12月・アンナプルナ山系〜 | |
ユキヒョウの生息環境はますます悪くなってるという。その現状を知るために再び探索の旅に出た。目指すは12年前ユキヒョウに遭遇したマナン地域だ。しかし時の流れに愕然とする。以前何も無かった場所にはツーリスト向けのホテルやロッジが立ち並んでいた。調査を重ね、粘り強くユキヒョウの姿を追った。その結果、再びユキヒョウに出会えた。マナン地域にはまだ複数の個体が生息していた。しかし明らかにその数は減少している。 |
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エピローグ | |
現在ネパールに生息するユキヒョウの数は推定300から500頭。恵まれた生息地マナンでも10頭に満たない。ユキヒョウの未来−、それは、ユキヒョウ生息域に生活する人々の理解と協力が無ければありえないだろう。 |
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語り/寺尾 總 監督脚本/岩崎雅典 撮影/加藤 孝/柿木喜久男 録音/黒沢道男 音楽/子龍 助監督/福田敏幸/山本伊智郎 コーディネーター /飯島正弘/バクティ・シュレスタ VTR編集/盛田康生 編集・MAスタジオ/東京テレビセンター キネコ/ヨコシネD.I.A タイトル・CG/シネブレーン 取材協力 /キングマヘンドラ自然保護財団 /Paramount Nepal Trekes&Expeditions Pvt.Ltd 機材協力/バンエイト/ヤナセ映像企画 資料協力 /NATIONAL GGEOGRAPHIC SOCIETY /ビジュアルフォークロア 協力/アズマックス/協映 後援/(社)日本ネパール協会 /映画「雪豹」を支援する会 製作/群像舎 |