ナレーター 宮崎淑子

 最近、よく“動物もの”をテレビでもナレーションで参加することがあります。
 そこでは、しばしば“絶滅してゆく動物たち…”という言葉に出会うのですが、ちょっと悲しくなります。
 今回の「サシバ」の映画にしても、私たちの間近に住んでいる“トビ”の映像でさえも貴重なものになってしまうのではないかと。それよりも、田んぼの映像の方が貴重になってしまうかも知れない。ごく当たり前の風景ですら、この日本からなくなりつつある。そのことが気になります。